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Q. 入部してすぐ飛べますか?

安全なフライトをするためにスクールの講習場でプロのインストラクターに習いながら練習する必要があります。講習期間はハングは 20 日前後、パラは 8 日前後です。講習を終了すれば、山の上から飛ぶことが出来ます。春に始めるとパラだと夏休み前、ハングだと夏休み半ばくらいでしょうか?(夏休みは帰省、免許合宿、旅行、大会などほかで忙しく、秋まで持ち越す人も多いです)講習の詳しい内容については、私たちの行っている nasa のホームページを見てください。

Q. 初心者でも大丈夫ですか?

全く問題ないです!部員の半数以上は大学に入るまでこのスポーツの存在すら知らなかった人たちです(笑)私の知る限り高校にハンググライダー部なんてありませんし。スタートラインがみんなほぼ同じなので新しいスポーツを始めるにはハードルは低い方だと思います。チームスポーツでもないのでマイペースで活動できますし。

Q. 運動があまり得意ではないのですが・・・

大丈夫です!上達する早さは人それぞれですが、努力次第で誰でも飛べるようになります。スピードコントロールと左右の旋回が主な操作になるので、基本は自転車などと変わりません。自転車に乗れないっていう人はあんまりいないですよね!?

Q. 危なくないですか?

全く危なくないです。という無責任なことは言いません。空を飛ぶ以上それなりのリスクを伴います。しかしながらリスクがあることを承知したうえで活動しているので様々な安全対策が取られています。

山から飛び始めたころは、インストラクターに終始見守られています。無線で逐一操作のタイミングを指示してもらえますし、風が少しでも悪いとインストラクターの方からSTOPがかかります。決して「実力以上の無茶なことをする」ものではありません。また、万が一の時のためにパラシュートの装備が義務付けられています。(ここから先は個人の意見ですが)一回飛んでしまえば道路とは違い死角も少なければ、通行人もいないので危険の予測がしやすいです。私はこの点において、車よりも安全であるといえると思います。実際ハング・パラの事故率は車よりも低いです。

Q. 飛ぶのに免許がいるんですか?

ハング・パラグライダーは法律的には飛んでいるゴミと同じなので免許もいらなければ、フライトプランの提出も必要ありません。

しかしながら、素人が好き勝手に空を飛んで危なくないわけがないので、免許というわけではありませんが、基本的には日本ハング・パラグライディング連盟が発行する技能証を取得する必要があります。技能証は、ハングは A 級から始まり B 級・ C 級・ P (パイロット)証があり、パラには A 級・ B 級・ NP (ノービスパイロット)証・ P 証があります。 P 証が取れれば一人前なので、みんな P 証の取得を目指して活動をしています。また、 P 証のさらに上に、 XCP (クロスカントリーパイロット)証というものもあり、これを取得するとどこへでも自由に飛んでいくことができるようになります。

Q. 絶叫系とか無理なんだけど…

よく誤解されますが、ハング/パラグライダーは絶叫系ではありません。ネットでよく見られる「アクロバット」は急降下や急旋回をしていますが、大学から始めたばかりの初心者がすることではありません。ハング/パラの魅力はスリルという単純なものではなく、むしろもっと別の部分にあると思っています。

落下する感覚が嫌という人は少なくないと思いますし、実際にそういった部員もいます。これは人間の本能的な恐怖ですから仕方のないことです。グライダーの性能にもよりますが、普通に飛ぶときは高度を 1 m 失う間に 10 m ほど前方に進んでいます。このため、飛んでいるときに落下していると感じることはありません。むしろただ前に進んでいるといった方が感覚としては近いです。

速度に関しては、はじめに使うことになる初級機では、ハンググライダーで 30 - 60 km/h と原付くらい、パラグライダーで 20 - 40 km/h くらいと自転車くらいです。しかも、実際はこの速度域の下限に近い速度で飛ぶことがほとんどです。なぜならば、スピードを出せば出すほどコントロールが難しくなることに加え、滑空比が下がってしまう(失う高度に対する前方に進む距離の割合が小さくなってしまい、遠くまで飛べなくなる)からです。

さて、計算してみると、ハンググライダーで飛ぶのは、傾斜 5.7 度(勾配 10 % )の斜面を小走りで下るのとほぼ同じ感覚(速度ベクトル)です。東工大大岡山キャンパスのウッドデッキ脇の斜面はこれよりもだいぶ急な坂ですから、空を飛ぶということは、落下感とスピード感に関して言えば、ここを駆け下りるよりも怖くないことなのです。

ハングは乗れるが富士急には行けないといった部員もいます。絶叫系が苦手でも心配はいりません。

Q. オフシーズンはありますか?

野球・水泳は夏、スキー・スノボは冬などスポーツには季節のイメージが付き物ですが、ハング/パラは一年中楽しむことができます。

グライダーは向かい風でないと飛びたつことができないので一年中同じ方角には飛べません。

そこで東風のときは東側、西風のときは西側といったように風に合わせて山から飛ぶ方角を変えています。

実は我々が活動している足尾山にはテイクオフ(離陸)できる場所が一箇所ではなくいろんな方角に複数あるので、風に応じて使い分けることによって一年中飛ぶことができます。

もちろんランディング(着陸)する場所も各方角にそれぞれ用意されています。

Q. 学業やバイトとの両立はできるの?

足尾へ飛びに行ったりするのは自由参加なので、皆それぞれの予定に合わせて自分のペースで活動しています。個人スポーツなのでしがらみは少ないです。夏は飛んで冬はバイトをするという人も多いですし、試験期間中は勉強に専念すればよく、やる気さえあれば両立は十分に可能です。

 

Q. 兼サーを考えてます。

特に禁止したりはしていませんし、実際にサー員全員が兼サーしています。(サッカーサークル、ダンスサークル、テニスサークル、音楽サークル etc.)活動は休日が中心になるため、平日に活動するサークルとは兼サーもしやすいと思います。 基本的に色々と緩いサークルだと思います(^^;

 

Q. 1 年の新歓のときに入り損ねたんだけど…。

たとえ院生だろうと全然問題ありません、足尾ではよくあることです。とりあえず見学だけでもしてみませんか? 新入部員はいつでも大募集中です。

 

Q. どうやって茨城の足尾まで行くの?

合同で活動を行っている大学が車を所有しているので、他大学にお願いしてバンに乗って行きます。行きたいのにバンが出ないときは自分の車で行ったり、電車とバスで行くことも可能です。

 

Q. 雨とか強風で飛べない日は何してるの?

遊びに行きます!(有志で)

サークルで車を所有しているというメリットを最大限に生かし、首都圏どこでも面白そうなところへ出かけていきます。100km圏内は日帰りで!

ここ最近だと那須サファリパーク、日光東照宮、大洗水族館、牛久大仏、富岡製糸場、伊豆などに行きました。

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